十三層遺跡（写真左）
「天空の城」の名を冠する、金鉱山の斜面一帯に造られた精錬施設群跡。
現在は、土壌汚染と老朽化により立入禁止となっていますが、麓の駐車場や周辺の展望台から全景を眺めるだけでも見応えがあり、その姿は古代遺跡のような貫禄と独特のムードをまとっています。
黃金瀑布（写真右）
三層遺址の裏手にある、金鉱山がもたらしたコンパクトな景勝地。
降水量によってその表情が変わり、特に大雨後は壮大な絶景が現れます。この滝や周辺の水脈から流れ出た酸性水によって生まれたのが麓にある陰陽海です。

ゴールドラッシュ時代の記憶を留める、金鉱山のテーマパーク的歴史地区。
金銀銅の採掘で繁栄した時代の遺構を見学することが出来る他、当時皇太子だった昭和天皇の訪問を想定して建てられた純和風建築「太子賓館」や、世界最大級の金塊が展示される「黄金館」も必見。

台北市から東へ約40kmの山間にある、今や台湾の代名詞的観光地。細く長い路地「基山街」ではディープなムードを、赤いランタンが連なる石畳の階段道「豎崎路」ではノスタルジックなムードを味わえます。